お疲れ気味のお腹、軽やかにして、たるみケア。やさしい味わいのパスタとグリル野菜

温めて巡らせる、たるみ改善ごはん

年末年始が終わり、
普段の食生活に戻ったはずなのに、
なぜか体が重たい。
むくみが抜けにくい。

肌のくすみや疲れが取れにくい。

1月・2月は、
そんな感覚を抱きやすい季節です。

12月あたりから
寒さで体は縮こまり、
血流や巡りは自然と落ちていきます
運動量も減り、
日照時間も短くなることで、
代謝も気分も停滞しがち。
そこに年末年始の食べ疲れが重なり、
胃腸も「頑張りっぱなし」の状態になっています。

この時期に必要なのは、
無理に食事量を減らすことでも、
ストイックなリセットでもありません。

温めて、巡らせて、溜め込まない。
この視点で食事を整えることが、
冬の美容と健康の土台になります。

目次

「巡りが滞る」と、どうしてたるみにつながるの?

体の巡りとお顔のたるみは、
関係あるの?って思いますか?

たるみは
皮膚がゆるんだから起こる、
筋肉が落ちたから起こる、

…というのも事実ですが、
実は 「巡りの滞り」でも
たるみは進んでしまうんです。

① 巡りが滞る=流れが遅くなる、詰まりやすくなる

寒さや運動不足、食べすぎが続くと、
血流やリンパの流れがゆっくりになります。

すると体の中では、

  • 老廃物が流れにくい
  • 余分な水分が溜まりやすい
  • 必要な栄養が届きにくい

という状態に。

顔は特に、
✔ 重力の影響を受けやすい
✔ 皮膚が薄い
✔ むくみやすい

という場所なので
この「流れの悪さ」が
たるみとして表に出やすいんです。


② 巡らない顔は、支えを失いやすい

巡りがいい状態だと、
筋肉や皮膚には
ちゃんと酸素や栄養が届いて、
ハリのある状態を保ちやすいのです。

でも巡りが滞ると、

  • 筋肉がこわばる
  • 皮膚のハリが落ちる
  • 支える力が弱くなる

結果、
下に引っ張られる力に負けて、たるみやすくなる

つまり、
たるみは「突然ゆるむ」のではなくて、
巡らない状態が積み重なった結果でもあるんです。


③ 冬にたるみを感じやすい理由

冬は、

  • 寒さで血管が縮こまる
  • 動く量が減る
  • 温かいもの・塩分が多くなりがち

この条件が重なって、
巡りが一気に落ちやすい季節

だから冬は、
「急に顔が重たくなった」
「フェイスラインが下がった気がする」
そんな感覚が出やすくなります。


④ だから「整える食事」が意味を持つ

巡りをよくするというのは、
外側をほぐすだけじゃなく、
体の中の流れを整えること

  • 体を冷やしにくい
  • 消化に負担をかけにくい
  • 巡りを邪魔しない

そんな食事を続けることで、
顔にたまりにくくなり、
たるみの土台を作りにくくなります。


じゃあどんな食事をすればいいの?
って思いますよね。

もちろん、
胃腸に負担のかかりにくい
消化の良い食材や調理法を選び、
旬のものをバランスよく
摂り入れることが基本です。

そして、
私はそんな時でも
『気分が上がる!!』
『ちょっとおしゃれで、家族も喜ぶ』
という点も大切にしています。

今回ご紹介する
「ブロッコリーのパスタ」
「冬野菜のグリル 生ハム添え」は、
まさにそんな理想を叶えるお料理です。


冬の不調は「食べすぎ」より「巡らなさ」から始まる

薬膳では、冬は「腎」を養う季節とされています。
腎は、生命力や回復力、
水分代謝を司る大切な働きを持つ臓。

この腎の働きが弱ると、
むくみやすい
冷えやすい
疲れが抜けにくい
肌のハリが落ちる

といった不調が出やすくなります。

さらに寒さで血流が滞ると、
体の中は老廃物や余分な水分が停滞しやすい状態に。

この状態で
「食べすぎたから減らそう」
「軽いものだけにしよう」
と食事量だけを減らしてしまうと、
冷えや代謝低下を招き、
かえって不調が長引くこともあります。

だから冬は、
減らすより、巡らせる。
この考え方がとても大切です。

Youtubeでもレシピの紹介をしています

今回ご紹介するレシピは
asu-kitchenのYoutubeでもご紹介しています。

どんな料理なのか想像つかない…という方も
観ることでイメージしやすくなると思います。

ぜひご覧になってくださいね。


ブロッコリーのパスタ

今回最初にご紹介するのは、
ブロッコリーのパスタ。

ブロッコリーをくたくたになるまで
柔らかく茹でて
パスタのソースとして絡めるものです。

このレシピは
私の好きなパスタの中でも
5本の指に入るくらいお気に入りです。

イタリア南部の
オレキエッテというパスタに
くたくた野菜を絡ませていただくお料理をベースに
ちょっとだけアレンジしたお料理。


オレキエッテとは、
耳たぶの形をした小さなパスタ。
このくぼみにソースが入って
ちょうど良い感じに味が絡むのです。

でも、日本のスーパーではなかなか手に入らないので
今回はフジッリという、くるくるとらせん状に巻かれた
ショートパスタを使います。
こちらもソースが絡みやすいのです。

ブロッコリーが出回る季節には
このパスタ食べたさに
ブロッコリーを多めに買ったりもして
毎年何度も作るのです。
簡単に作れるので
サクッと作って栄養を摂りたい時にも
役立ちますよ。

優しい味と満足感ある食べ応えを楽しんでくださいね!

美容と薬膳から見た食材の特徴

ブロッコリー|冬の巡りと抗酸化の要

野菜の中ではたんぱく質が多い
→ 肌・髪・爪の材料になる
→ 軽い食事でも「ちゃんと整う」感覚が出やすい

ビタミンCが豊富
→ 冬の乾燥・くすみ対策
→ コラーゲン生成をサポート
→ 火を通しても比較的残りやすいのが特徴

抗酸化成分を含む(アブラナ科)
→ 体の中の“サビ”対策
→ エイジングケアの土台づくりに

食物繊維がほどよい
→ 腸を刺激しすぎない
→ 食べすぎ後でも取り入れやすい
→ 肌荒れしにくい土台づくりに◎

巡りを助ける野菜
ブロッコリーは、
薬膳でいう「気(エネルギー)」や「血」の流れを
滞らせにくい性質を持つと考えられています。
→ 寒さで滞りがちな血流・代謝をサポート

溜まったものを外に出す働き
消化に優しく、巡りを助ける=排出を助ける
→ 年末年始で重たくなった体のリセットに
→ むくみ・重だるさが気になる時に向く

体を冷やしにくい(加熱)
→ 冬に安心して食べられる
→ 胃腸をいたわりながら整えられる

胃腸が疲れている時にも使いやすい
→ 植物性たんぱく質で消化にやさしい
→ 「整えたい&負担はかけたくない」時に◎


ショートパスタ(フジッリ・オレキエッテ)|冬の胃腸を支える主食

ショートパスタは、自然と噛む回数が増え、
満足感を得やすい形状。

個人的な感覚ではありますが、
スパゲッティよりもショートパスタの方が
少量で満足できるように思います。

また、
血糖値の急上昇を防ぎやすく、
「すぐにお腹が空く」
という冬の悩みを防いでくれます。

薬膳では、穀類は体のエネルギー源。
寒さで弱りやすい胃腸を支え、
疲れにくい体づくりの土台になります。


にんにく・オリーブオイル|温めと巡りの名コンビ

にんにくは、体を温め、血流を促す食材。
少量でも、冷えがちな冬の体に
巡りのスイッチを入れてくれます。

オリーブオイルは、
潤いを補い、
消化に負担のかかりにくい油。
乾燥しやすい冬の腸と肌にぴったりです。


ブロッコリーのパスタ レシピ

材料(2人分)

  • ブロッコリー……1株
  • ショートパスタ(フジッリ、オレキエッテがおすすめ)……120g
  • にんにく……2片
  • オリーブオイル……適量
  • 湯で湯 2リットル
  • 塩……20g
  • パルミジャーノ・レッジャーノ……適量
    (粉チーズで代用可)

下準備

湯2リットルを沸かし、塩20gを入れておく。

作り方

  1. ブロッコリーは包丁で房に分ける
  2. 沸騰した湯にパスタとブロッコリーを入れて一緒に茹でる
  3. フライパンににんにくとオリーブオイルを入れ、弱火で加熱
  4. 香りが立ったら、パスタの茹で汁をお玉1杯ほど加えて混ぜる
  5. 茹で上がったパスタとブロッコリーを加え、オイルをなじませる
  6. 味を見て、必要なら塩を足す
  7. 器に盛り、チーズをたっぷり振る

冬野菜のグリル 生ハム添え

こちらも日常的によく作るお料理。
冷蔵庫にある野菜を3、4種類カットして
オリーブオイルと塩麹で味付けして
グリルする。

それだけで
ちょっとご馳走感があるし
焼くことで食材が甘く柔らかくなって
たくさんのお野菜をいただくことができます。

今回はそこに生ハムを。
お野菜がまだ温かいうちにトッピングすることで
生ハムの脂がほんのりとろけ、
野菜に生ハムの塩気と旨みがプラスされて
それがまたおいしいのです。

美容と薬膳から見た食材の特徴

カリフラワー|溜め込まない体づくり

✔ 体にたまりにくく、排出を助ける

  • 水分が多い
  • 繊維がきめ細かい
  • 味や性質が重すぎない

という特徴があるカリフラワー。

薬膳では、
体に残りにくく、流れを邪魔しない食材は
排出を助ける方向に働く
と考えられています。

食べ応えはあるけれど
食べたあとに
「重たく感じにくい」
この感じが、カリフラワーの強み。

✔ 低糖質なのに、栄養はしっかり
カリフラワーは
糖質が控えめなのに、

  • ビタミンC
  • 食物繊維
  • ミネラル

がバランスよく入ってる野菜。

年末年始で
✔ 食べすぎた
✔ 甘いもの多かった

そんな時でも、
体に負担をかけずに整えやすい


✔ 焼くと甘みと旨みが引き立つ
焼くことで水分が抜け、
中の甘みがぎゅっと凝縮されるから。

グリルすると
✔ 香ばしさ
✔ コク
が加わって、
「野菜だけでも満足感」が出やすくなります。

カブ|胃腸を休ませる冬のやさしさ

カブは、消化を助け、胃腸をいたわる食材。
食べすぎや胃もたれを感じやすい
1月・2月にぴったりです。

皮ごと使うことで栄養も無駄なく、
グリルにすることで体を冷やしにくくなります。

✔ 胃腸をいたわり、消化を助ける

  • 繊維がやわらかい
  • 水分が多い
  • 刺激が少ない

という特徴を持つかぶ。

薬膳では、
消化を助ける野菜=胃腸を休ませる野菜
と考えられています。

食べすぎたあとでも、
胃腸に負担をかけにくいのがポイント。


✔ 体を冷やしすぎない(加熱した場合)

生のかぶは体を冷やしやすいけど、
焼く・煮るなど火を通すことで
性質がやわらぎます。

特にグリルにすると、
✔ 甘みが増す
✔ 体が冷えにくくなる

冬向きの食べ方になります。

芽キャベツ

✔ 巡りと排出、両方をサポート
芽キャベツは
ブロッコリーと同じアブラナ科。

  • ほんのり苦味
  • 香り
  • 栄養がぎゅっと詰まっている

これらは薬膳では
滞りを動かすサインとされます。

冬に溜まりがちな
✔ むくみ
✔ 重だるさ

を動かす役割。


✔ 小さいけど栄養が濃い
芽キャベツは
成長途中の野菜。
その分、

  • ビタミンC
  • 抗酸化成分
  • 食物繊維

がぎゅっと詰まっています。


✔ 焼くと苦味がやわらぐ
グリルすると

  • 表面が香ばしくなる
  • 中の甘みが出る

ことで、
苦味がやわらぎ、
旨みに変わります。


生ハム|回復を支えるたんぱく質

生ハムは、ほどよい塩分とたんぱく質を含み、
野菜だけでは足りない満足感を補ってくれます。


冬野菜のグリル 生ハム添え レシピ

材料

  • カリフラワー……適量
  • カブ……適量
  • ホワイトアスパラ……適量
  • 芽キャベツ……適量
  • オリーブオイル……適量
  • 塩……適量
  • 生ハム……適量

作り方

  1. カリフラワーは房に分ける
  2. 芽キャベツは半分にカットして
    軸を取り除く。
  3. カブは皮ごと6〜8等分のくし切り
  4. ホワイトアスパラは下の皮をむき
    食べやすい長さにカット
  5. 野菜にオリーブオイルと塩をそれぞれにまぶす
  6. 耐熱皿に並べ、トースターでこんがり焼く
  7. 器に盛り、温かいうちに生ハムをのせる


まとめ|冬は「整えるごはん」を味方に

たるみは、
年齢だけで起こるものではなく、
冷えや巡りの滞りが重なって
現れることも少なくありません。

火を通した冬野菜で体を温め、
内側から巡りを整えることが、
たるみケアの土台づくりにもつながっていきます。

冬は、頑張るより整える季節。
温かい食事で体をゆるめ、
巡りを助け、
溜め込まない習慣をつくることで、
美容も体調も自然と整っていきます。

次回も体と美容に嬉しい
美味しいレシピをご紹介していきますね!
お楽しみに。


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