たるみが気になる季節の、ごちそうごはん

季節の変わり目になると、
「フェイスラインがぼやけてきた」
「夕方になると顔が下がった感じがする」

そんな違和感を覚えることはありませんか。

スキンケアを変えたわけでも、
特別サボっているわけでもないのに、
なぜか顔の印象が変わって見える。

この時期は、寒暖差や気圧の変化、
環境の切り替わりによる緊張が重なり、
体の巡りが滞りやすくなります。

その影響は、
むくみや血色の悪さとして現れ、
結果的に「顔のたるみ」として
感じやすくなります。

たるみは、顔だけの問題ではありません。
巡りが悪くなって、
必要なものが行き届かなくなったサインが、
いちばん目につく「顔」に出ているだけなのです。

目次

たるみ対策の食事で大切にしたい考え方

たるみが気になると、
太ったのかな、と思って
食事を
「控えなきゃ」「軽くしなきゃ」と
考えがちですが、
実はそれだけでは足りません。

今回の献立で意識したのは、次の3つです。

  1. たるみ予防の“材料”になるものをきちんと摂る
  2. 巡りを邪魔しない調理と組み合わせ
  3. 食後、体に重さを残さないこと

この考え方から選んだのが、
豚スペアリブ・スナップエンドウ・じゃがいも。

一見ガッツリとした献立ですが、
この季節のたるみにとても相性のいい組み合わせです。

Youtubeはこちら

今回のレシピは
asu-kitchenのYoutubeにも載せています。

参考にしていただけたら幸いです。


豚スペアリブのバルサミコ煮

たるみ予防につながる豚スペアリブ

まず最初にご紹介するのは
豚スペアリブのバルサミコ煮。

ほろっと、とろっと柔らかく煮たスペアリブに
甘酸っぱいバルサミコソースが絡んで
ご飯でもお酒でも
よく合うメインディッシュになります。
しっかりと満足感を得られるごちそうなので
ご家族にも喜ばれるはずです。

豚スペアリブは、
「ガッツリ」「こってり」という
印象を持たれがちですが、
実はたるみ対策という視点で見ると、
理にかなった食材です。

脂肪分が多いので
食べ過ぎには注意ですが
適量をおいしくいただきましょうね。

骨まわりの肉は“材料”が豊富

スペアリブには

  • たんぱく質
  • ビタミンB1(疲労回復に関わる)
  • 鉄・亜鉛などのミネラル

が含まれています。

骨のまわりのお肉は、
赤身・脂・結合組織(筋膜や筋など)
がバランスよく含まれ、
たんぱく質に加えて、
ビタミンB1や鉄・亜鉛などのミネラルも
まとめて摂りやすい部位なのです。

顔のたるみは、
皮膚だけでなく、
支える筋肉や組織の弱りとも関係しています。

材料が足りなければ、
引き上げる力も続きません。

噛むことで、巡りもサポート

骨付き肉は自然と噛む回数が増えます。
噛む刺激は、
顔まわりの巡りにも関わる大切な要素です。


バルサミコを使うことで…

ポリフェノールや有機酸を含むバルサミコ酢。

酸味と熟成のコクが
巡りと消化を助けてくれます。

脂の重さをさっぱりと

バルサミコの酸味が加わることで、
豚肉の脂がさっぱり感じやすくなります。

しっかり食べても、
食後に重さが残りにくいのが特徴です。

甘さに頼らなくても満足感が出る

バルサミコ酢には、
熟成によるコクと自然な甘みがあります。

煮詰めることにより
その甘みが凝縮され、
砂糖を増やさなくても、
深みのある味に仕上がります。

レシピ

材料(2〜3人分)
・豚スペアリブ 500g
・塩、黒こしょう 少々
・にんにく 1かけ
・炒め油
・酒または赤ワイン 大さじ2

【A】
・バルサミコ酢 大さじ4
・醤油 大さじ1強
・はちみつ(またはきび糖)大さじ2
・水 100ml

作り方

  1. スペアリブに塩・黒こしょうをする
  2. 油を引いたフライパンで表面に焼き色をつける
  3. にんにくのみじん切りを加え、火を通す
  4. 酒を加えて鍋底をヘラできれいにこそぐ
  5. Aを加えてフタをし、弱火で30分煮る
  6. 柔らかくなったらフタを外して煮詰め、
    とろみがつく頃に火を止めて
    醤油または塩で味を整える。

スナップエンドウのバター白味噌ソテー

程よい食感が残ったスナップエンドウのソテー。
ごちそう感のあるスペアリブの箸休めとして
軽く、優しい味わいにしました。

スナップエンドウが巡りを支える理由

スナップエンドウは、
春に取り入れたい豆野菜。

  • ビタミンC
  • 葉酸
  • 食物繊維

を含み、
むくみやすいこの時期の巡りをサポートします。

スナップエンドウは
「巡らせながら、張りを戻す野菜」

たるみが気になる時期に
理にかなっている存在です。


ビタミンC

スナップエンドウは
豆類の中ではビタミンCがしっかりあるのが特徴。

  • 肌のハリを支える
  • 血管をしなやかに保つ
  • くすみやすさを防ぐ


たるみは「下がる」だけでなく、
張りがなくなることで目立つから、
ここがまず大事。


葉酸

葉酸は

  • 血の巡り
  • 細胞の生まれ変わり

に関わる栄養素。

顔色が冴えない時、
疲れが抜けにくい時は
ここが滞ってることも多いです。


食物繊維(やわらかめ)

スナップエンドウの繊維は
ゴボウみたいに硬くないので、
胃腸を疲れさせにくいのです。

このちょうどよさが
季節の変わり目に向いています。


むくみとたるみの関係

顔のたるみは

  • 筋肉が落ちる
  • 皮膚がゆるむ

だけでなく

むくみが抜けきらず、下に溜まる
ことで強調されます。

スナップエンドウは

  • 余分な水分を溜めにくく
  • 巡りを促す

方向に働きます。


噛むことで“顔にスイッチが入る”

スナップエンドウは
シャキッとした食感がありますよね。

この
「自然に噛む」という行為が、

  • 顔まわりの血流
  • リンパの流れ

に関係してきます。

柔らかいものばっかりだと
顔はどんどんサボるんです。


春に食べたいスナップエンドウ

春は薬膳では
「気が上にのぼりやすい季節」。

巡りが悪くなると、
血や水分が上に流れにくくなり、
重たいものが顔の下に溜まりやすくなります。
その結果、
お顔の上半分は元気がなく、
下半分がもたついたような
たるみのある印象になります。

スナップエンドウの

  • 青さ
  • 甘さ
  • 軽さ

は、
春に起こりがちな
体の停滞を解くのにちょうどいいのです。


バター白味噌との相性

スナップエンドウは
体の余分な熱や重さを
外に逃がす方向に働くため
少しだけ体を冷やす面があります。

そこで

  • バター(少量の脂)
  • 白味噌(発酵+甘み)

を合わせることで

✔ 冷えすぎ防止
✔ 巡りを止めない
✔ 満足感アップ

といった期待ができるのです。


レシピ

(下茹でなし)

材料(2人分)
・スナップエンドウ 150g
・バター 10g
・白味噌 小さじ1〜1.5
・水 大さじ1
・塩 少々

作り方

  1. フライパンにバターと水、塩を入れ、
    フタをして40秒ほど蒸し焼き
  2. フタを外して水分を飛ばす
  3. 火を弱め、白味噌を絡めて仕上げる

白味噌×オリーブオイルのマッシュポテト

スペアリブの付け合わせにぴったりな
マッシュポテト。

いつもの、バターと塩で味付ける
マッシュポテトも好きですが
今回はこちらも白味噌で!
バターの代わりにオリーブオイルを使って
いつもとちょっと違った
マッシュポテトを作っていきましょう。

スペアリブのソースをつけながら食べるのも
美味しいので、
薄めの味付けにしておくと良いかと思います。

じゃがいもは、たるみの“土台”

エネルギー不足の状態では、
体は修復よりも温存を選び、
その影響が顔のたるみや疲れとして
現れやすくなります。

じゃがいもは、
消化が穏やかで、
体を支える
エネルギー源になってくれる食材です。

白米も食べながら
こちらもいっぱい食べてしまったら
さすがに体に響きますが、
量の調整をしながら
おいしく召し上がってくださいね。

ビタミンC(でんぷんに守られてる)

じゃがいものビタミンCは
加熱しても壊れにくいのが特徴。

  • 肌のハリ
  • 血管のしなやかさ
  • くすみ対策

に関わるビタミンC。
言わずと知れた、
美容の味方ですね。


カリウム

カリウムは
体の中の“余分な水と塩分を外に出す調整係”!

カリウムが足りてなかったり
うまく使われていないと

  • 顔がむくみやすい
  • 朝より夕方の方がパンパン
  • フェイスラインがぼやける
  • あご下が重たい

なんてことに…。

カリウムを摂ることで

  • 余分な水分を外に出す
  • むくみ対策

顔の下に溜まりやすい
もたつき・重さを軽くする方向へ働きかけます。

レシピ

材料(2〜3人分)
・じゃがいも 約300g
・白味噌 小さじ1
・オリーブオイル 大さじ1
・豆乳または牛乳 100cc
・塩 少々

作り方

  1. じゃがいもを柔らかく茹でておく
  2. 他の材料を鍋に煮立てて
    じゃがいもを加え潰す
  3. 塩で味を調整する

まとめ

顔のたるみは、
スキンケアや表情筋だけの問題ではありません。

体の内側で、
「材料が足りているか」
「エネルギーが回っているか」

その積み重ねが、結果的に顔に表れます。

エネルギーが不足すると、
体は修復よりも温存を選び、
肌や筋肉のメンテナンスは後回しに。
その結果、
夕方のフェイスラインのぼやけや、
戻りにくさとして感じやすくなります。

だからこそ、
たるみが気になる時期には
ただ軽くする、減らす、控えるのではなく、
何をどう組み合わせて食べるかが大切になります。

今回の献立は、
スペアリブで「材料」を補い、
スナップエンドウで「巡り」を支え、
マッシュポテトで「エネルギー」を戻す。

しっかり食べているのに、
後に残りにくい。
満足感はあるのに、
体が重くならない。

そんな食事は、
顔だけでなく体全体を立て直す力になります。

たるみ対策は、
我慢ではなく、選び方。
今の季節に合ったごちそうを味方につけることで、
顔の印象も、日々の軽さも変わっていきますよ。

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