チョコバナナブレッドで「ご褒美」と「ケア」を同時に。
「甘いものが食べたいけど、
体が重たくなるようなものは避けたい…」
そんなときに作るのがこの
チョコバナナブレッド。
気温が上がってくると
バナナもすぐに熟してしまうので、
キッチンに真っ黒いバナナがある!
なんていう時のお助けレシピにもなります。
チョコバナナの焼き菓子、というと
コッテリ甘ーいものを想像してしまいますが、
実はこれ、
小麦粉不使用・砂糖控えめ・
植物性オイル使用という、
見た目以上に
体にやさしいご褒美おやつなんです。
しかも、
材料のひとつひとつが、
美容や薬膳の観点から見ても
実は“うれしい効果”を
もたらしてくれるものばかり。
美味しくて、身体も喜んで、
おいしくて心も満たされる。
そんなおやつなのです。
バナナとチョコの組み合わせが、なぜ美容にいいの?
まず、バナナ。
言わずと知れた
カリウムの宝庫で、
むくみや冷えの改善にぴったり。
薬膳的にも、
元気や気力を補う果物。
疲れているとき
甘いものが欲しくなるのって
本能的に“気”を補いたい
サインかもしれません。
そしてチョコレート。
使うのはビターチョコがおすすめ。
カカオポリフェノールは抗酸化力が高く、
紫外線やストレスによる肌の老化予防にも◎
ここにくるみを合わせると、
ビタミンEやオメガ3系脂肪酸の相乗効果で
乾燥肌や血流のケア、
ホルモンバランスのサポートにも期待できます。
米粉とアーモンドプードルが叶える、ヘルシーな満足感
生地には米粉とアーモンドプードルを使ってるのがポイント。
米粉は小麦に比べてグルテンフリーで、
腸内環境を乱しにくく、
腸活や肌荒れ改善にもつながるとされています。
さらに薬膳では米(うるち米)は
「脾(ひ)を補う」食材。
“脾”は、消化・吸収・水分代謝に関係するから、
むくみ体質や疲れやすい方にもおすすめやで。
アーモンドプードルは、
美容面でも注目度高い食材。
ビタミンEや良質な脂質が豊富で、
アンチエイジングや肌の乾燥ケアにぴったり!
さらに粉ものレシピに入れることで、
ふんわり&しっとり感もアップしてくれる名脇役。
焼き立ての香りが、心までほぐしてくれる
私が手作りお菓子を好きな理由のひとつが
『香り』です。
焼き上がる頃に
キッチンいっぱいに広がる甘い香り。
それだけで幸福感に満たされます。
もちろん、面倒なことは
好きではありませんから
簡単に出来るものばかりですが。
時間がない、と思っても
10分で生地を作って
オーブンに入れてしまえば
焼き上がる頃には
良い香りに包まれて
「なんだか…今日は心に余裕があるな」
「充実しているなぁ」
なんて思えるものです。
そんな時間を、ぜひあなたも
自分にプレゼントしてあげてくださいね。
動画
まずはこのレシピの動画を。
混ぜて焼くだけですが、
見ていただくとイメージしやすいと思いますので、
ご覧になってくださいね。
🍽レシピ(15cm丸型1台分)
材料
- バナナ…2本(完熟のもの)
- 卵…2個
- 砂糖…大さじ2(きび砂糖やココナッツシュガーがおすすめ)
- ココナッツオイル…大さじ3(太白ごま油でも代用可)
- 米粉…130g
- アーモンドプードル…30g
- ベーキングパウダー…小さじ1
- チョコチップ…25g
- くるみ…25g(粗く刻む)
作り方
① ボウルにバナナ、卵・砂糖・
ココナッツオイルを加えて
バナナを潰しながら全体をよく混ぜる。
② 米粉、アーモンドプードル、
ベーキングパウダーを加えて
ヘラでさっくり混ぜる。
③ チョコチップとくるみを加えて混ぜ、
型に流し込む。
④ 180度のオーブンで50〜55分焼く。
竹串を刺して、生地がついてこなければOK。
※途中で焼き色が強くなりそうなときは、
アルミホイルをふんわりかぶせください。
個人的には焼いた後の
『冷めたて』の生地が好きです。
夏場は冷蔵保存をおすすめしますが
冷蔵庫に入れるとどうしても固くなってしまうので
お好みで
トースターやレンジで
軽く温めていただくと、
柔らかさや香りがもどります。
美味しさと一緒に、内側からキレイと元気をチャージ!
チョコとバナナの魔法
焼き立ての香りが、
今日の慌ただしさや、
小さなモヤモヤを溶かしてくれる。
このチョコバナナブレッドは、
“ずっしりなのに、軽やか”で、
“甘ーい満足感があるのに罪悪感がない”。
そんな矛盾に満ちた?!、
不思議で頼もしいおやつです。
さて、
次回は、バナナブレッドの仲間で
ちょっぴり意外な食材を使った
ズッキーニブレッドのお話をしようと思っています。
「野菜でおやつ?」と思うかもしれませんが、
これが、びっくりするくらい美味しいんです。
またお時間のあるときに、
ふらっとのぞきにきてくださいね。