秋にぴったりな食材、『かぼちゃ』
気温が下がり、空気が乾燥しはじめる秋。
なんとなく肌がパサついたり、
手足が冷えたりしていませんか?
そんなときにぴったりなのが、
自然の甘みで体を満たしてくれる かぼちゃ です。
かぼちゃは、薬膳では
「脾(ひ)」=消化器を養う食材とされ、
疲れやすい人や冷え性の人におすすめ。
また「温性」に分類される食材なので
体を内側からじんわり温めてくれるのです。
それに加えて、
ビタミンA(βカロテン)やビタミンEがとっても豊富。
この2つの働きが“美肌”を育てる
- βカロテン(ビタミンA)
→ 皮膚や粘膜を守ってくれるから、乾燥や肌荒れを防ぐ。
→ 紫外線ダメージからもお肌を守ってくれる。 - ビタミンE
→ 血行を良くして、肌のすみずみまで酸素と栄養を届ける。
→ “若返りのビタミン”とも呼ばれている、ツヤ・ハリの源。
この2つが合わさることで、
「冷えない体 × 巡る血流 × 乾燥知らずの肌」という
秋冬に理想的なコンディションを整えてくれます。
だから、かぼちゃを日常的に食べてる人は、
自然と肌の血色・ツヤ・明るさが出てくるのです。
今日はそんな秋冬の味方、
『かぼちゃ』を使った3つのレシピをご紹介します。
心まで温まる、ほっこりとした秋の食卓になりますよ。
かぼちゃとピーカンナッツのスパイスブレッド
シナモンとカルダモンが香る、
秋の焼き菓子。
ピーカンナッツの香ばしさと、
かぼちゃの自然な甘みが絶妙にマッチ。
焼き上がりにラム酒をふわっとしみ込ませれば、
おとなの余韻を感じるしっとりとしたブレッドに。
順番に混ぜるだけの簡単な工程ですが
焼き上がりは
もちもちしっとり、
お店のお菓子のような美味しさです。
お好みで、10gほどお砂糖の量を減らしても大丈夫かと思いますが
まずはこのレシピで作ってみてくださいね。
パンプキンスパイスブレッドの美容メリット
シナモンは血行を促し、冷えやむくみに。
カルダモンは胃腸を整え、代謝をサポート。
そして、蜂蜜は、実は“食べるスキンケア”と言われるくらい優秀な食材!
蜂蜜の美容メリットはこちら!
疲労回復・ホルモンバランスのサポート
→ 天然の糖分でエネルギー補給しながら、
血糖値をゆるやかに上げるから、
イライラや倦怠感を防ぎ、結果的に自律神経にも◎。
保湿作用
→ ビタミンB群・アミノ酸・酵素が豊富で、
内側からうるおいをサポート。乾燥肌やくすみ予防に◎
抗酸化作用
→ ポリフェノールが多く含まれてて、
シミ・シワ・老化の原因になる“酸化”を抑えてくれる。
整腸作用
→ 腸の善玉菌を増やして、腸内環境を整える。
腸がきれいになると、肌も自然とツヤが出てくる。
ピーカンナッツもとっても優秀!
アーモンドよりもビタミンEが豊富。
また、
・良質な脂質で“潤い肌”を守ってくれたり
・ミネラルでホルモンバランスをサポート。
・抗酸化ポリフェノールで“老けない”体へ。
秋冬の乾燥やくすみに負けない
“巡りと潤いのナッツ”なのです
材料(18cm丸型)
- 卵 … 2個
- 植物油(今回は太白ごま油を使用)…100g
- きび砂糖 … 60g
- はちみつ … 30g
- 茹でたかぼちゃ … 100g
- 薄力粉 … 100g
- ベーキングパウダー … 5g
- シナモン … 小さじ1
- カルダモン … 小さじ1/2
- ピーカンナッツ … 50g + 飾り用8個
- ラム酒(仕上げ用) … 適量
レシピ動画
作り方
- ボウルに卵・油・きび砂糖・はちみつ・茹でたかぼちゃの順に
入れて混ぜる。 - 粉類(薄力粉・BP・スパイス)をふるいながら加える。
- 9割ほど混ざったところでピーカンナッツを割り入れ、
さっくり混ぜる。 - 型に流し入れ、飾り用のピーカンナッツをのせる。
- 180℃で45〜50分焼く。
- 焼きたての熱いうちにラム酒をうつ。
しっとりとした甘さと、
スパイスの香りが心まで温めてくれます。
水分多めのお菓子なので、
焼き上がりは少し重たい感じです。
冷めてからの方が
食感が良いかと思います。
翌日ももちろん美味しいですよ。
コーヒーやお茶と合わせて
ティータイムにどうぞ。
かぼちゃのフォカッチャ
バターと蜂蜜の香りがふんわり広がる、
やみつきフォカッチャ。
ふわふわでもちっとした食感、
周りはカリカリ。
そしてかぼちゃの自然な甘み。
トッピングの 粗塩と蜂蜜のバランス が絶妙で、
ひと口食べるたびに幸せが満ちていくような味わいです。
オリーブオイルに含まれる ビタミンE は血行を促進し、
蜂蜜は肌の乾燥を防ぐ「天然の保湿食材」。
薬膳的にも、
かぼちゃ×オイルは「潤い」を生む組み合わせ。
秋の乾燥ケアにもぴったり です。
パンを焼いたことのない方には
ハードルが高いレシピかもしれませんが
パンの中でも
こね時間が短かったり
成形も適当で大丈夫だったりするので
初心者向けではあると思います。
お休みの日の楽しみとして
ぜひぜひ挑戦してみてくださいね!
材料(約20cm丸型)
- 強力粉 … 250g
- インスタントドライイースト … 2.5g
- 塩 … 3g
- 砂糖 … 15g
- 水 … 60g
- 牛乳 … 60〜70g
- オリーブオイル … 10g
- 茹でたかぼちゃ … 100g
- バター・蜂蜜・粗塩 … トッピング用
レシピ動画
作り方
- ボウルに粉類を入れる。
- 別の小さいボウルに水・牛乳・オイル・かぼちゃを入れ、かぼちゃを潰しながら混ぜる。
- 粉類のボウルに加えて手で混ぜ、ひとまとまりに。
- 台に出して5分ほどこねる。
- つるんとまとまったらボウルに戻し、ラップをして2倍になるまで一次発酵。
- ガス抜き→丸め直し→20分ベンチタイム。
- もう一度ガス抜きして丸く成形し、表面にオリーブオイルを薄く塗る。
- 30〜40分二次発酵。
- 指で穴をあけ、穴にバターをのせて蜂蜜・粗塩をトッピング。
- 210℃で20分焼く。
外はカリッ、中はふんわり。
焼いた当日の
香ばしい時に食べる瞬間が、いちばんのご褒美です。
かぼちゃのシンプルポタージュ
今回、ブレッドもフォカッチャも
作るときに皮を取り除いたのですが、
実は皮も栄養の宝庫なのです。
なので活用していきましょう!
かぼちゃの皮が凄い…?!美容メリット
かぼちゃの皮にはこんなにも美容に嬉しい要素があります。
1. βカロテン(ビタミンA)たっぷり!
実の部分よりも皮の方にβカロテンが多いってご存知でしょうか。
βカロテンは体の中でビタミンAに変わって、
肌や粘膜の潤いを保つ&乾燥・肌荒れを防ぐ働きがあります。
つまり、皮ごと食べることで
より“潤い肌”に近づけるのです!
2. 食物繊維が豊富
皮の部分は少し硬い分、
不溶性食物繊維がしっかり入っています。
腸を刺激して動きをよくしてくれるから、
便秘予防・デトックス効果・腸内環境の改善にも◎
腸が整うと、肌の透明感やツヤもアップします!
3. ポリフェノール・クロロフィルで抗酸化
皮の濃い緑色は、
ポリフェノールやクロロフィル(葉緑素)の色。
これらには抗酸化作用があって、
紫外線ダメージや老化の原因になる“活性酸素”を抑えてくれます。
つまり、
シミ・くすみ・たるみの予防にとっても効果的!
特に皮の際(オレンジと緑の境目)には、
抗酸化物質がぎゅっと詰まっているのです!
4. カリウム・鉄・カルシウムなどのミネラル
皮にはミネラルも多く含まれていて、
むくみ防止(カリウム)や、
血の巡りを整える(鉄分)にも役立知ます。
体の中の“水分バランス”を整えることで、
むくみ・冷え・くすみの改善にもつながります。
これを知ったらもう、
捨てるなんてもってのほか!ですね。
丸ごといただきましょう。
今回は、皮ごとミキサーで撹拌するだけの、
素材の甘みをまるごと味わうポタージュです。
玉ねぎも、コンソメも、不要です。
かぼちゃの美味しさをストレートに味わいましょう。
牛乳には カルシウムとたんぱく質 が豊富で、
かぼちゃと組み合わせることで、肌と骨の両方をサポート。
胃腸が疲れているときや、夜のリラックスタイムにもぴったり。
体を内側からあたためてくれますよ。
材料
- 皮付きかぼちゃ(色の濃くてずっしりとしたおいしいものを)
- 牛乳
- 塩
作り方
- かぼちゃは皮ごと使い、
材料すべてをミキサーでなめらかなるまでに撹拌。 - 鍋に移して温め、塩で味を整える。
余計なものを入れず、
素材の力で“美しさ”を引き出す一皿。
ぜひ、かぼちゃは味の濃い
美味しいものを選んでくださいね。
フォカッチャと合わせて、
心も体も満たされる秋のブランチにどうぞ。
こちらも、フォカッチャの動画の中で作っていますので
ぜひ一度、動画で確認してみてくださいね。
最後に
食欲の秋は、実は美容にもチャンスの季節。
エネルギーをしっかり満たすことで、
肌も心もツヤを取り戻します。
冷えや乾燥が気になるこの時期、
かぼちゃの温かさと栄養で
“内側から整えるケア”を意識してみてくださいね。
次回も秋冬にぴったりな美味しい食卓をお届けしますね。
お楽しみに!

