春になると気になる「顔のぼんやり感」
春になると、
なんとなく顔がぼんやりして見えたり、
フェイスラインがすっきりしないと
感じることはありませんか?
冬の間にため込んだものが動き出すこの時期は、
体の巡りが追いつかず、
むくみやすくなったり、
たるみを感じやすくなるタイミングでもあります。
気温差や環境の変化で自律神経もゆらぎやすく、
呼吸が浅くなったり
体がこわばることで、
顔まわりの血流やリンパの流れも滞りがちに。
実はこの“巡りの滞り”こそが、
春のたるみを引き起こす大きな要因のひとつです。
巡りを整える「酒粕」
そんなときに取り入れたいのが、
体の内側から巡りをサポートしてくれる食材。
今回ご紹介する「酒粕」は、
まさにこの時期にぴったりの存在です。
酒粕は、日本酒を作る過程で生まれる発酵食品。
アミノ酸やビタミンB群が豊富で、
体の代謝をサポートしながら、
内側から整える働きが期待できます。
さらに、
腸内環境を整えるサポートにもつながるため、
巡りをよくする土台づくりにも役立ちます。
腸と肌はつながっている
腸の状態と肌の状態は密接に関係しています。
腸内環境が整うことで、
肌のくすみやたるみの印象にも
変化が出やすくなります。
なんとなく顔がすっきりしない、
そんなときほど
外側だけでなく内側からのケアも
意識してみるのがおすすめです。
冷えと巡り、そして顔の印象
酒粕には体を温める性質もあり、
冷えが気になる方にも取り入れやすい食材です。
血流がよくなることで、
顔まわりの巡りも整いやすくなり、
結果的にすっきりとした印象につながります。
春はあたたかくなってきたようで、
体の内側はまだ冷えていることも多い季節。
だからこそ、
巡りを促してくれる食材が役立ちます。
軽やかさと満足感のバランス
今回のレシピでは、
そんな酒粕を使いながらも、
おいしく楽しく取り入れやすいように
パウンドケーキに仕上げました。
ベースには米粉を使用しています。
消化にもやさしく、
体に負担をかけにくいのも特徴です。
さらに、バターの代わりに太白ごま油を使うことで、
コクはありながらも重たくなりすぎず、
おいしく食べられる仕上がりにしています。
春に食べたい、やさしいおやつ
春は体がまだ冬のリズムを引きずっていることも多く
重たいものを食べると
余計に巡りが滞ることもあります。
だからこそこうした、
ヘルシーかつ満足感のあるお菓子が
ちょうどいいバランスになります。
上にのせた酒粕ココナッツクランブルは、
食感のアクセントとしてだけでなく、
香りの奥行きをプラスしてくれます。
焼き上がることで
ココナッツの香ばしさが引き立ち、
酒粕のやさしい発酵の香りと重なって
印象に残る味わいになります。
酒粕と米粉のパウンドケーキ レシピ
【材料】18cmパウンド型
〈生地〉
・酒粕 110g
・牛乳(豆乳でも可)115ml
・太白ごま油 80g
・きび砂糖 90g
・卵 2個
・米粉(製菓用)150g
・アーモンドプードル 30g
・ベーキングパウダー 4g
・塩 ひとつまみ
〈酒粕ココナッツクランブル〉
・酒粕 40g
・米粉 20g
・ココナッツファイン 10g
・アーモンドプードル 20g
・きび砂糖 30g
・太白ごま油 30g
・塩 ひとつまみ
【作り方】
① 牛乳(または豆乳)を人肌程度に温め、
酒粕を加えて30分ほど置き、混ぜる。
なめらかなペースト状にする
② 卵と太白ごま油を混ぜ、砂糖を加えて乳化させる
③ 酒粕ペーストを加えて混ぜる
④ 粉類を加え、ゴムベラでさっくり混ぜる
⑤ 型に流す
〈クランブル〉
⑥ 材料全てをボウルに入れて
指先で酒粕を細かくするようにしながら混ぜる
⑦ 生地の上にクランブルをのせ、
指で押して軽く沈める
⑧ 170℃で45〜55分焼く
焼き上がり後は粗熱が取れるまで置いてから
型から外してください。
※クランブルは配合上、崩れやすいです。
翌日が食べごろ
このパウンドケーキは、
焼きたても美味しいですが、
実は翌日がいちばんおすすめです。
時間を置くことで生地がなじみ、
しっとりとした口あたりとともに
酒粕の香りが楽しめます。
さらに、お好みで食べる前に軽く温めると
香りがふわっと立ち上がり、
満足感もぐっと高まります。
忙しい朝や、
ひと息つきたい午後の時間にも
取り入れやすいお菓子です。
Youtubeはこちら
今回のレシピはYoutubeの
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動画で見ていただくと
わかりやすいかと思いますので
ぜひ一度ご覧になってくださいね。
asu-kitchenのチャンネルでは、
季節ごとの体に合わせたお料理やお菓子を
ご紹介しています。
ご家族にも喜ばれる、
体に優しいお料理やお菓子を知りたい方は
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春の巡り|暮らしの習慣
春は、体も心も少しずつ外へ向かって
動き出す季節です。
冬のあいだ縮こまりやすかった
呼吸や体の感覚をゆるめるためにも、
朝は少しだけ早く起きて、
太陽の光を浴びる時間を作ってみるのが
おすすめです。
朝のやわらかい光を感じるだけでも、
自律神経が整いやすくなり、
体の巡りが動き出しやすくなります。
そのまま軽く散歩に出て
春の空気を吸いながら歩く時間を持てると
顔まわりのこわばりや呼吸の浅さも
やわらぎやすくなります。
特に春は、
気温差や新しい環境で
無意識に肩や首に力が入りやすい季節。
少し体を動かして血流を促すだけでも、
フェイスラインのぼんやり感や、
顔の重たさが変わってきます。
そんな朝の時間に、
キッチンで
このパウンドケーキを焼く時間を作ってみるのも
この季節ならではの楽しみ方です。
生地を混ぜる、香りを感じる、焼き上がりを待つ。
そんなひとつひとつの時間が、
気持ちを整えながら
自分の内側にもやさしく意識を向ける
きっかけになります。
春は、何かを大きく変えようとしなくても大丈夫。
心身ともにゆったりとリラックスすること。
深呼吸して、朝の光を浴びること。
適度に体を動かすこと。
ストレスを溜めない生活をすること。
そんな小さな習慣の積み重ねが、
巡りを整え、
すっきりとした表情を作ってくれますよ。

