艶肌チキンのさっぱり彩り漬け&なすのバルサミコマリネ
今回の食材のテーマは「お酢」!
暦の上では立秋を過ぎても
体感としてはまだまだ夏。
暑さが厳しい毎日で
ご飯を作るのも面倒。
栄養バランスの整った食事が摂れていない…
なんてこと、ありませんか?!
食欲増進、疲労回復のお酢を上手に利用して、
簡単に美味しく
バランスの取れた美容ご飯を作りましょう。
今回は、
鶏肉と色とりどりのお野菜を甘酢に漬け込んだメイン料理と、
グリルしたナスをバルサミコに漬ける副菜(おつまみ)を。
どちらも冷蔵庫で冷やして
味を染み込ませる、作り置き用お料理です。
夏は肌がたるみやすい季節?!
「たるみ」と聞くと、
冬の乾燥や年齢のせい…と思いがちですが、
実は夏も要注意の季節です。
特に40代以降は、
夏の生活習慣や環境によって
肌のハリを失いやすくなります。
その原因は、大きく分けて3つあります。
1.紫外線によるコラーゲン破壊
夏は一年の中で最も紫外線量が多く、
肌の奥(真皮層)にまで届くUVAが
コラーゲンやエラスチンをじわじわ壊します。
これが肌の“支え”を弱らせ、
たるみやほうれい線を引き起こします。
紫外線の中でも特に注意したいのが「UVA」!
紫外線には主にUVBとUVAの2種類があります。
- UVBは肌の表面にダメージを与えて、
日焼けやシミの原因になるタイプ。
夏の炎天下で赤く焼けるのはこれのせいです。 - UVAは波長が長く、
肌の奥(真皮層)にまで届いて、
コラーゲンやエラスチンといった
“肌の支柱”を壊すのが特徴。
つまり、UVAは
じわじわと肌のハリや弾力を奪う
“たるみの黒幕”なのです。
しかも曇りの日や窓ガラス越しでも降り注ぐため、
室内や車の中にいても影響を受けます。
2.冷房による血行不良と乾燥
室内の冷房で身体が冷えると血流が滞り、
肌への栄養供給がスムーズにいかなくなります。
血行不良は、肌のくすみやたるみの原因に直結します。
3.汗と皮脂のバランス崩れ
汗をたくさんかくと肌の水分が失われやすく、
さらに皮脂分泌が乱れて肌のバリア機能が低下。
これもハリ不足や弛みの加速につながります。
こうした外的要因に加え、
夏は食欲が落ちてタンパク質やビタミン不足になりがち。
肌も筋肉も“材料不足”になれば、
ハリや弾力が失われやすくなるのです。
日々の食事で夏のたるみを防ぐ
外からの紫外線対策や保湿も大事ですが、
それだけでは夏のたるみは防ぎきれません。
なぜなら、肌や筋肉の土台を作るのは、
食事から摂る栄養だからです。
今回ご紹介するのは、
お肉と野菜とお酢をたっぷり使った
美容と健康のための常備菜。
冷たくしても美味しいので、
夏バテ気味の日にも食べやすく、
作り置きにもぴったりです。
たっぷり野菜とお酢が美容に効く理由
野菜の抗酸化パワー
- ナス
皮の紫色の成分「ナスニン」は強力な抗酸化物質。
ポリフェノールの一種のアントシアニンです。
紫外線ダメージで発生する活性酸素を除去し、
肌の老化を防ぎます。
さらに血流改善作用もあり、むくみ対策にも◎。 - ピーマン
ビタミンCが豊富で
コラーゲン生成をサポート。
夏に不足しがちなビタミン補給にも最適です。
さらに苦味成分クエルシトリンが、
夏の熱を冷まし、巡りを整える働きも。
苦味は夏の東洋医学的な“心”の季節に合った味で、
体内の熱や湿気をスッキリさせる効果があります。 - 人参
βカロテンが豊富で
体内でビタミンAに変換されます。
ビタミンAは肌や粘膜を強くし、
ハリのある肌作りをサポートします。 - 玉ねぎ
血液をサラサラにし、
肌まで栄養を届けやすくします。
冷房で滞りがちな巡り改善にも◎。
「お酢」の美容パワー
お酢と聞くと
「疲れが取れる」「ダイエットに良い」
といったイメージが強いかもしれません。
でも実は、お酢は
たるみ予防や肌のハリ回復にも役立つ美容食材なのです。
1. 血流促進で肌に栄養を届ける
お酢に含まれる酢酸には、
血管を拡張して血の巡りを良くする働きがあります。
肌のハリを保つには、
コラーゲンやエラスチンの材料となる栄養を
しっかり真皮層まで届けることが大切。
冷房や冷たい飲み物で巡りが悪くなりがちな夏は、
お酢の巡り改善パワーが特に役立ちます。
2. 紫外線ダメージからの回復をサポート
お酢には、糖や脂質の代謝を促す働きもあります
代謝がスムーズになることで、
ダメージを受けた肌細胞の入れ替わり(ターンオーバー)が整い、
紫外線でくすんだ肌の透明感を取り戻しやすくなります。
3. 疲労回復で“たるみ顔”を防ぐ
疲れがたまると顔の筋肉もこわばり、
下へ引っ張られるようにたるみが目立ちやすくなります。
お酢の疲労回復効果は、
クエン酸回路を活性化し、
エネルギー産生をサポート。
結果的に表情筋が元気を取り戻し、
顔全体の印象も若々しくなります。
4. むくみ改善でフェイスラインすっきり
お酢には体内の余分なナトリウムを
排出しやすくする作用があり、
むくみ解消にもつながります。
むくみが取れるとフェイスラインが引き締まり、
たるみが目立ちにくくなるという嬉しい変化も。
ワンポイント:お酢は“甘み”と合わせるのが◎
お酢は酸性が強く、
空腹時や大量摂取は
胃の粘膜を刺激してしまうことがあります。
そこで砂糖やみりんなどの糖分と一緒に摂ることで、
酸の刺激がやわらぎ、胃への負担を軽減できます。
さらに、甘みを加えることで酸味がまろやかになり、
毎日続けやすくなるというメリットも。
南蛮漬けやマリネが「甘酸っぱい」のは、
美味しさだけでなく体への優しさも考えられているんですね。
「毎日少しずつ」でOK!。
一度にたくさん摂る必要はなく、
サラダやマリネ、漬け込み料理などに
大さじ1〜2杯加えるだけでOK。
特に夏は、冷やして美味しいお酢料理が多いので、
無理なく習慣化できます。
お酢は“美味しく食べる美容液”ともいえる存在。
夏の紫外線・冷房・疲れによるたるみを防ぐために、
毎日の食卓にちょっとずつ取り入れてみましょう。
タンパク質×油で吸収率アップ
お肉も油も重要な美容ポイント!
- 鶏モモ肉
良質なタンパク質が豊富で、
肌のハリを保つコラーゲンの材料になります。
モモ肉は適度な脂も含まれ、
しっとり柔らかく仕上がります。 - オリーブオイル
ビタミンEを含み、血行促進や抗酸化作用があります。
さらに、油はβカロテンなど油溶性ビタミンの吸収を助けるので、
野菜との相性は抜群。
艶肌チキンのさっぱり彩り漬け レシピ
夏になると作るこちらのレシピ。
味付けとしては南蛮漬けのようなものですが
食材を揚げる工程はなく、
茹で鶏を使うのでさっぱり、ヘルシーに仕上がります。
もちろん、もっとあっさりと
鶏胸肉を使用していただくのもありかとは思いますが
味のしみ具合、野菜との馴染み具合が
もも肉の方が良いと感じるので
今回はもも肉を使用しています。
ボリュームがあり、ご飯が進むので
家族にも喜ばれます。
普段のご飯にも、おもてなしにも!
レシピ動画
材料(2〜3人分)
- 鶏モモ肉 2枚
- 塩麹 大匙1
- 人参 1/2本(千切り)
- 玉ねぎ 1/2個(千切り)
- ピーマン 2個(千切り)
- 砂糖 大さじ2
- みりん 大さじ4
- 醤油 大さじ4
- 酢 大さじ6
- 鷹の爪 少々
作り方&美容ポイント
- 鶏モモ肉は常温に戻し、
塩麹を大匙1ほどを馴染ませる - 鍋に湯を沸かし、ぐつぐつしたら鶏を入れて
蓋をして5分ほど弱火でコトコト茹でる。
火を止め、蓋をしたまま30分〜40分ほど放置。
→ 余熱調理で柔らかく、コラーゲンが残りやすい仕上がりに。 - 野菜は全て千切り。
- 調味料を煮立たせ、野菜を加える。
→ 熱を通すことで玉ねぎの辛味が消え、甘みと栄養が引き出されます。 - 鶏肉の茹で汁を切り、
④と鶏肉、鷹の爪をジッパー付きの袋に加えて冷ます。
→ 冷ます過程で味が染み込みます。
作り置きに最適!
茄子のバルサミコマリネ レシピ
こちらも夏の定番!
お裾分けでいただいた茄子が
冷蔵庫に沢山ある…
なんて時は
迷わずにこれを作ります。
油を回してグリルしたなすのコクと
バルサミコソースの風味が合わさり
深みのある味に仕上がります。
元々はイタリア料理なのですが
アレンジして醤油やにんにくも入れているので
ご飯にも良く合います。
今回は魚焼きグリルでなすを焼いています。
もちろん、フライパンで焼いてもいいのですが…
フライパンだと油の量がどうしても多くなってしまうのと、
魚焼きグリルで焼くとなすが乾燥して
マリネ液をしっかり吸い込んでくれるので
味がキリッと仕上がる!
そんなことも気に入ってグリルにしています。
和食にも洋食にも、
それからイタリアンにも、
合わせることができますよ。
レシピ動画
材料(2〜3人分)
- 茄子 2〜3本(1cm厚の斜めスライス)
- オリーブオイル 大さじ2
- バルサミコ酢 大さじ2
- 醤油 小さじ2
- 塩、こしょう 適量
- にんにく 1片(スライス)
作り方&美容ポイント
- 茄子はオリーブオイルをまぶし、
魚焼きグリルで6〜10分焼く。
→ オイルコーティングでβカロテンの吸収率がUP。
焼くことでナスニンの抗酸化力もキープ。 - ボウルに調味料を混ぜ合わせ、乳化するまで混ぜる。
にんにくのスライスを加える。
→ にんにくは血行促進&抗菌作用で夏の体調維持に。 - 焼き上がった茄子を調味料液に入れ、
全体にマリネ液が行き渡るようにする。
→ 冷蔵で2〜3日保存可能。
冷やして美味しく、お酒のお供にもピッタリ!
6. まとめ:夏のたるみは「冷たい常備菜」で防げる
夏はどうしても冷たい飲み物や
さっぱりとした麺類に偏り、
タンパク質やビタミンが不足しがちです。
今回のレシピは、
- 抗酸化作用で紫外線ダメージをブロック
- タンパク質でハリの材料を補給
- お酢とオイルで巡り&吸収率アップ
という、美容の三拍子がそろったメニュー。
作り置きしておけば、
忙しい日や食欲が落ちた日でも
温め直しなしでさっと食べられます。
美活常備菜で、
夏のたるみを内側からケアしましょう。